新型インフルエンザとは

新型インフルエンザの発生メカニズムや、鳥インフルエンザとの関係についてご紹介します。

新型発生の時期や重症度は予測不可能

直近の新型インフルエンザである「インフルエンザ(H1N1)2009」は、大規模な流行ではあったものの、致死率は季節性インフルエンザ並みであったことが報告されています。
しかし、次の新型インフルエンザがいつ出現するのか、重症度はどの程度なのかを正確に予測することはできません。

新型インフルエンザ発生には鳥や豚なども関係

A型インフルエンザウイルスは豚などの哺乳類や鳥類など多くの宿主にも広く分布しています。時には、鳥に感染するタイプのものが変異して、他の動物に感染するようになることがあります。
鳥から人への感染が繰り返されるうち、ウイルスが人の体内で増えることができるように変異してしまい、さらに人から人へ容易に感染できるように変異する可能性もあります。
また、人と鳥のインフルエンザウイルスが豚の中で合体し、人に適応するようになる場合もあり得ます。

新型化が懸念される高病原性鳥インフルエンザウイルスA/N5N1

これまでのところ、鳥インフルエンザウイルスがブタなどの宿主を介さないで、人から人へ効率よく感染する能力を獲得して新型インフルエンザウイルスになったケースは確認されていません。
ただ、近年、インドネシア、ベトナム、タイ、エジプトを中心に高病原性鳥インフルエンザウイルスA/N5N1が人に感染し、鳥インフルエンザを発症した事例が報告されており、 A/N5N1の新型化が懸念されています。感染を避けるためには、鳥インフルエンザウイルスによって死んだ鳥や病鳥に近づいたり触れたりしないように注意しましょう。なお、鶏卵や鶏肉を食べることによって鳥インフルエンザに感染したという事例は報告されていません。

鳥インフルエンザが新型インフルエンザになる仕組み

出典:国立感染症研究所感染症情報センター インフルエンザQ&A、鳥インフルエンザに関するQ&A(厚生労働省)、「新型インフル:致死率『季節性並み』米チーム解析」(毎日新聞2009年9月30日)

文責:からだにいいこと