ノロウイルス感染症ってどんな病気?

ノロウイルスによる感染症の原因と症状についてご紹介します。

ノロウイルス感染症の原因と症状

ノロウイルス感染症は、ノロウイルスに感染することによって発症する急性胃腸炎です。ノロウイルスが手指や食品などを介して経口で感染し、人の腸管で増殖し、嘔吐、下痢、腹痛などを起こします。 健康な方は軽症で回復しますが、子どもやお年寄りなどでは重症化したり、吐いた物を誤って気道に詰まらせて死亡することもあります。
ノロウイルスに感染してから発病するまでの潜伏期間は平均1~2日で、症状が持続する期間も平均1~2日と短期間です。日本で発生する食中毒としては患者数で1位です(2015年現在)。

感染力が強く、集団感染を引き起こす

ノロウイルスは非常に感染力が強く、100個以下という少量のウイルスでも、人に感染して発病するといわれます。患者さんの嘔吐物や便には1グラムあたり100万~10億個ものウイルスが含まれているといわれ、汚物処理が不十分だと集団感染を容易に引き起こします。

秋から春先にかけて流行

ノロウイルス感染症は秋から春先にかけて、12月~1月をピークに流行します。
この時期に多く発生するのは、ノロウイルスは低温や乾燥に強いこと、牡蠣が感染経路に関わっていることによるものと考えられます。

出典:ノロウイルスに関するQ&A(厚生労働省)、国立感染研究所感染症情報センター「ノロウイルス感染症」、 2012年改訂版 保育所における感染症対策ガイドライン(厚生労働省)

文責:からだにいいこと