ウイルス・菌の病気(用語集)

知っておきたいウイルス・菌の病気をご紹介します。

麻疹(はしか)

病原体 : 麻疹ウイルス
潜伏期間: 主に8-12日(7-18日)
感染経路: 空気感染、飛沫感染。発疹前の咳の出始めた頃が最も感染力が強い
症状  : 発熱、咳、くしゃみなどの症状や特有な発疹が出る感染力の強い疾患で、肺炎、中耳炎、喉頭炎、脳炎などを合併することもある。乳幼児後半から幼児期に多く、2011年には世界で15万8000人が麻疹で死亡した。
予防法 : 麻疹ワクチン

風疹

病原体 : 風疹ウイルス
潜伏期間: 主に16-18日(14-23日)
感染経路: 飛沫感染、接触感染
症状  : 発熱と同時にバラ色の発疹が全身に出現する。首、耳の後ろにリンパ節の腫れが見られ、圧痛を伴う。妊娠早期にかかると出生児に先天性風疹症候群と呼ばれる先天異常が生じることがある。
予防法 : 予防接種。感染拡大防止には手洗い、マスク着用、人混みへの外出を控えるなど

流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)

病原体 : ムンプスウイルス
潜伏期間: 主に16-18日(12-25日)
感染経路: 飛沫感染、接触感染
症状  : 全身の感染症だが耳下腺が急に腫れてくることが特徴で、顎下腺も腫れる。無菌性髄膜炎、片側の難聴、急性脳炎を併発することがある
予防法 : 予防接種。感染拡大防止には手洗い、マスク着用、人混みへの外出を控えるなど

水痘(水ぼうそう)

病原体 : 水痘・帯状疱疹ウイルス
潜伏期間: 通常14-16日(10日未満や21日程度になる場合もある)
感染経路: 空気感染、飛沫感染、接触感染
症状  : 発疹は体と首のあたりから顔面に生じやすく、発熱しないこともある
予防法 : 予防接種

結核

病原体 : 結核菌
潜伏期間: 2年以内。特に6ヶ月以内が多いが、初期結核後、数十年経って症状が出現することもある
感染経路: 主として空気感染、飛沫感染。経口、接触、経胎盤感染もある
症状  : 全身の感染症であるが、肺に病変を起こすことが多い
予防法 : BCGワクチン

腸管出血性大腸菌感染症

病原体 : 腸管出血性大腸菌(O157などベロ毒素産生性大腸菌)
潜伏期間: ほとんどの大腸菌が主に10時間-6日
感染経路: 生肉などの飲食物からの経口感染、接触感染。少ない菌量(100個程度)でも感染する
症状  : 無症状の場合もあるが、水様下痢便、腹痛、血便
予防法 : 手洗いの励行、消毒、食品加熱、よく洗うこと

ロタウイルス感染症

病原体 : ロタウイルス
潜伏期間: 1-3日
感染経路: 経口感染、接触感染、飛沫感染。冬から春先に多く発生する
症状  : 嘔吐、下痢
予防法 : 手洗い、マスク着用、人混みへの外出を控えるなど。経口生ワクチン(任意予防接種)

RSウイルス感染症

病原体 : RSウイルス
潜伏期間: 主に1-4日(2-8日)
感染経路: 接触感染、飛沫感染
症状  : 発熱、鼻汁、咳、喘鳴。乳児の場合は急性細気管支炎となり呼吸困難になることもある
予防法 : 咳がある大人が0歳児、1歳児と接する時はマスク着用、手洗いを励行。子どもの触れるおもちゃなどのアルコール消毒

マイコプラズマ感染症

病原体 : 肺炎マイコプラズマ
潜伏期間: 主に2-3週間(1-4週間)
感染経路: 飛沫感染。夏から秋に多い
症状  : 咳、発熱、頭痛などのかぜ症状がゆっくり進行する
予防法 : 手洗い、マスク着用、人混みへの外出を控えるなど

出典:学校、幼稚園、「FORTH 海外で健康に過ごすために」(厚生労働省検疫所)

文責:からだにいいこと